西村 雪人(読み)ニシムラ セツジン

20世紀日本人名事典 「西村 雪人」の解説

西村 雪人
ニシムラ セツジン

明治・大正期の俳人



生年
明治11(1878)年2月5日

没年
大正7(1918)年8月21日

出生地
山形県東村山郡山辺村

本名
東海林 岸太郎

別名
号=木魚星,木山人

学歴〔年〕
東京帝大理科卒

経歴
明治29年西村幹太郎の養子となる。福島県郡山中学教頭、平中学校長、福島中学校長などを歴任傍ら、碧梧桐門で俳句を学び、「日本俳句鈔」時代活躍した。大正初年病を得て辞職編著に「雪人句集」「校註蕪村全集」「其角全集」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西村 雪人」の解説

西村雪人 にしむら-せつじん

1878-1918 明治-大正時代の俳人。
明治11年2月5日生まれ。福島県の安積(あさか)中学の教頭,福島中学校長などを歴任。河東碧梧桐(かわひがし-へきごとう)の門人で,句集に「雪人句集」がある。大正7年8月21日死去。41歳。山形県出身。東京帝大卒。旧姓は東海林。名は岸太郎。別号に木魚星,木山人。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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