西横内村(読み)にしよこうちむら

日本歴史地名大系 「西横内村」の解説

西横内村
にしよこうちむら

[現在地名]龍野市神岡町西横内かみおかちようにしよこうち

美作道を境に北横内村の南に位置し、揖東いつとう郡に属する。郷帳類では北横内村などとともに横大市村あるいは横落村一村で高付される。領主変遷宿しゆく(觜崎宿)村と同じ。宝永六年(一七〇九)の林田藩領地方覚記(田淵家文書)では北横内分を合せて高五四四石余(うち溝成一石七斗余)、うち西横内分三二〇石余、年貢定免で四ツ、「宝永六丑年伏見へ申上二分下り三ツ八干ニ成ル」と注記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android