西橋波村(読み)にしはしばむら

日本歴史地名大系 「西橋波村」の解説

西橋波村
にしはしばむら

[現在地名]守口市橋波西之はしばにしの町一―三丁目・西郷通さいごうどおり一―四丁目など

大枝おおえだ村の東北、守口町の南東にあり、東は東橋波村。江戸時代初めには橋波村一村で、正保郷帳の写とみられる河内国一国村高控帳では高一千八石余、小物成として葭年貢米一・八石、幕府領。その後東西二村に分れ(寛文三年か)、寛文三年(一六六三)の西橋波村諸事入用帳(守口市史)によると高四三二・五石。元文二年(一七三七)の河内国高帳では四三六・三石余。なお寛文三年の高四三二・五石は文禄検地高に寛永五年(一六二八)五一石余が無地増高された高であり、元文二年の高は寛文九年・一〇年の新田検地による増高三石八斗余が加わったもの(弘化五年「村明細帳」守口市史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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