西沢 文隆(読み)ニシザワ フミタカ

20世紀日本人名事典 「西沢 文隆」の解説

西沢 文隆
ニシザワ フミタカ

昭和期の建築家 元・坂倉建築研究所所長



生年
大正4(1915)年2月7日

没年
昭和61(1986)年4月16日

出生地
滋賀県

学歴〔年〕
東京帝国大学工学部建築学科〔昭和15年〕卒

主な受賞名〔年〕
辰野賞〔昭和15年〕,日本建築学会賞〔昭和41年〕,日本芸術院賞〔昭和59年〕,大阪府知事賞,日本建築家協会25年賞(第2回)〔平成10年〕「ルナ・ホール」

経歴
昭和15年坂倉準三建築研究所に入所し、坂倉準三亡き後、その遺志をついで44年坂倉建築研究所を創設、長くその所長を務めた。代表作は「前橋市庁舎」「大阪府青少年海洋センター」「ホテルパシフィック東京」「ルナ・ホール」など。日本芸術院賞を受賞したのをはじめ、建築学会賞、辰野賞、大阪府知事賞など各賞を受賞。著書に「庭園論」(3巻)、「日本庭園集成」(5巻)などがある。また若手の建築家の才能を見抜き、長老建築家とのパイプ役を果たした功績は大きい。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「西沢 文隆」の解説

西沢 文隆 (にしざわ ふみたか)

生年月日:1915年2月7日
昭和時代の建築家。坂倉建築研究所所長
1986年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android