西洋実桜(読み)セイヨウミザクラ

デジタル大辞泉 「西洋実桜」の意味・読み・例文・類語

せいよう‐みざくら〔セイヤウ‐〕【西洋実桜】

バラ科の落葉高木。5月上旬に白色の5弁花を開く。果実球形で黄色・赤色などに熟す。西南アジア原産で、日本ではさくらんぼうをとる果樹として栽培。桜桃おうとう

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精選版 日本国語大辞典 「西洋実桜」の意味・読み・例文・類語

せいよう‐みざくらセイヤウ‥【西洋実桜】

  1. 〘 名詞 〙 バラ科の落葉高木。西南アジアの原産で、果樹として広く植栽される。五月上旬に白色の五弁花を開く。果実は初夏、黄・赤色などに熟し、球形で果肉は甘く「さくらんぼう・さくらんぼ」と称し生食する。日本では山形県主産地で、青森県山梨県北海道などでも作られる。せいようさくらんぼ。みざくら。桜桃(おうとう)
    1. [初出の実例]「フランスにある桜と云ふのは西洋実桜の事だと思ふが」(出典:欧米曼陀羅雑記へへののもへじ(1928)〈石川光春〉五二)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「西洋実桜」の解説

西洋実桜 (セイヨウミザクラ)

学名Prunus avium
植物。バラ科の落葉高木,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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