見せしめ(読み)ミセシメ

デジタル大辞泉 「見せしめ」の意味・読み・例文・類語

みせ‐しめ【見せしめ】

《「しめ」は使役助動詞「しむ」の連用形から》それにこりて、本人あるいは他の人が同じような悪いことをしないように厳しく罰して見せること。こらしめ。「見せしめのために処罰する」
[類語]お仕置き折檻懲らしめるとっちめる罰する懲らす灸を据える焼きを入れる仕置きバッシング

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精選版 日本国語大辞典 「見せしめ」の意味・読み・例文・類語

みせ‐しめ【見しめ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しめ」は、使役の助動詞「しむ」の連用形から ) それにこりて、ふたたび同じような行動を繰り返さないように、厳しく罰してみせること。こらしめ。〔羅葡日辞書(1595)〕
    1. [初出の実例]「頸を切て軍門にさらし、近辺の見せしめに仕る」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品八)

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