見好げ(読み)みよげ

精選版 日本国語大辞典 「見好げ」の意味・読み・例文・類語

みよ‐げ【見好げ】

〘形動〙 (形容詞「みよい」の語幹接尾語「げ」の付いたもの) 見た目に好ましいさま。
※宇津保(970‐999頃)蔵開中「そがうちに物のはえありて、みよげにもしなさぬ宮づかへなれば、いそがしくもおもはず」
旧主人(1902)〈島崎藤村〉五「爪の垢も奇麗に取って、すこしは見よげになりました」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android