見届(読み)みとどける

精選版 日本国語大辞典 「見届」の意味・読み・例文・類語

み‐とど・ける【見届】

〘他カ下一〙 みとど・く 〘他カ下二〙
① 事のなりゆきを最後まで見きわめる。
※金刀比羅本保元(1220頃か)中「院の御ことをば誰かは見(ミ)とどけまゐらすべき」
② 見て確かめる。
※虎寛本狂言・抜殻(室町末‐近世初)「清水にいかめな鬼がゐる〈略〉こは物ながら見届て参う」

み‐とどけ【見届】

〘名〙 見届けること。また、その役。
※虎寛本狂言・抜殻(室町末‐近世初)「いいやしかと見届は致しませぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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