規制緩和推進5ヵ年計画(読み)きせいかんわすいしんごかねんけいかく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「規制緩和推進5ヵ年計画」の意味・わかりやすい解説

規制緩和推進5ヵ年計画
きせいかんわすいしんごかねんけいかく

官公庁許認可をはじめ政府が定めている公的規制緩和するための5ヵ年計画 (1995~99年度) 。細川内閣の設置した「経済改革研究会」が 1993年 12月に提出した最終報告を受け,95年3月に村山内閣閣議決定したもので,情報・通信や雇用・労働,住宅・土地流通など 12分野1万 91項目の政府規制の緩和をはかるとされている。なお,計画の見直しを進めている政府の「行政改革委員会」規制緩和小委員会は,95年 12月,NTT分割民間の有料職業紹介・人材派遣の原則自由化,持株会社の規制廃止,大規模小売店舗法の見直し,法曹人口の大幅増員など,12分野 53項目の見直しを求める報告書を提出した。

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