覗絡繰・覗機関(読み)のぞきからくり

精選版 日本国語大辞典 「覗絡繰・覗機関」の意味・読み・例文・類語

のぞき‐からくり【覗絡繰・覗機関】

〘名〙 大道芸一つ。大きな箱の中に物語に応じた絵を数枚納めて置き、箱の両側に立った二人が、物語に節をつけてうたいながら綱を引き、絵を順次転換させる装置。これを前方眼鏡から覗かせて料金をとった。からくり。のぞきめがね。のぞき。
談義本・艷道通鑑(1715)四「覗(ノゾキ)からくりをビイドロなしに大津絵を生で見たるけしき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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