普及版 字通 「覚(漢字)」の読み・字形・画数・意味
覚
常用漢字 12画
(旧字)覺
20画
[字訓] めざめる・さとる
[説文解字]
[字形] 形声
旧字は覺に作り、見の上部が声符。〔説文〕八下に「寤(さ)むるなり」とあり、〔詩、王風、爰〕「(ねが)はくは寢(い)ねて覺むること無(なか)らん」のように用いる。
[訓義]
1. めざめる。
2. 未知のことにめざめる、さとる、さとり、さとい。
3. 知る、覚える、感じる。
4. あらわれる、あらわす。
5. 状況の語に用いる。大きい。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕覺 サム・サトル・シル・ウツツ・オボユ・オモフ・アラハル・タダシ・タカシ・オホキナリ・マコト・クラシ・ムクロ
[熟語]
覚臥▶・覚挙▶・覚寤▶・覚悟▶・覚察▶・覚醒▶・覚知▶・覚痛▶・覚非▶・覚露▶
[下接語]
一覚・円覚・感覚・嗅覚・驚覚・幻覚・後覚・才覚・錯覚・視覚・自覚・正覚・触覚・睡覚・先覚・大覚・知覚・聴覚・直覚・統覚・発覚・不覚・本覚・味覚・夢覚
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報