親族拝(読み)シンゾクハイ

デジタル大辞泉 「親族拝」の意味・読み・例文・類語

しんぞく‐はい【親族拝】

古代任官叙位の儀ののち、叙位にあずかった者の親族殿上人てんじょうびとが行った拝礼

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「親族拝」の意味・読み・例文・類語

しんぞく‐はい【親族拝】

〘名〙 朝廷儀礼の一つ。任官・叙位にあずかった者のために、その親族の殿上人(てんじょうびと)が参内して行なう舞踏。院政期以降、親族以外の者によって名目的に行なわれる場合も生じた。しんぞくはいむ。
※後二条師通記‐寛治七年(1093)正月七日「令案二脚了、其後親族拝如恒〈謂之舞踏〉」

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