親見(読み)シンケン

デジタル大辞泉 「親見」の意味・読み・例文・類語

しん‐けん【親見】

自分の目で実状などを見ること。みずから引見すること。
校訂の間傍ら実際―の旧草を抄録し」〈渋沢栄一・立会略則〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「親見」の意味・読み・例文・類語

しん‐けん【親見】

  1. 〘 名詞 〙 親しく見ること。みずから引見したり実状を見たりすること。
    1. [初出の実例]「その体色量を親見親伝せること、家門ひさしくつたはれて、受持いまにあらたなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)伝衣)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐馬援伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android