デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「観世喜之(2代)」の解説 観世喜之(2代) かんぜ-よしゆき 1902-1977 大正-昭和時代の能楽師シテ方。明治35年10月21日生まれ。38年仕舞「猩々(しょうじょう)」で初舞台をふむ。大正15年初代喜之の養子となる。昭和17年2代喜之を襲名し,観世銕之丞(てつのじょう)家の分家3代をつぐ。技巧的な芸風で知られた。戦後,東京の矢来(やらい)能楽堂を再建。昭和52年12月17日死去。75歳。東京出身。旧姓は永島。本名は武雄。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例