角川書店の創立者であり国文学者。大正6年10月9日富山県生まれ。1937年(昭和12)、当時国学院大学教授であった折口信夫(おりくちしのぶ)の学風にひかれ入学、1941年卒業。角川がたまたま手にした河合(かわい)栄治郎の著書の欄外に「目がつぶれるほど本が読みたい」という書き込みがあるのに感動し、1945年(昭和20)11月に角川書店を創業したといわれる。1949年角川文庫を発刊。第二次世界大戦後の第一次文庫ブームの端緒になる。1952年『昭和文学全集』全60巻を発刊、爆発的売れ行きで全集ブームの契機をつくる。角川の学問への情熱は厚く、1961年『語り物文芸の発生』で文学博士の学位を受ける。1964年以降、国学院大学文学部講師を務める。句集『ロダンの首』などがある。昭和50年10月27日死去。
[清田義昭]
『『ロダンの首』(1956・近藤書店)』▽『角川源義著『雉子の声』(1972・東京美術)』▽『『語り物文芸の発生』(1975・東京堂出版)』
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
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