解析変質帯(読み)かいせきへんしつたい(その他表記)zone of katamorphism

岩石学辞典 「解析変質帯」の解説

解析変質帯

地殻上部でおおよそ地下12kmの深さの部分.ここでは岩石は破砕され,溶液水和作用,酸化作用,炭酸化作用が引き続いて行われる.この帯はさらに(a) 風化作用の帯と,(b) 膠結作用の帯とに分けられる[Van Hise : 1904].ヴァン・ハイスの定義は,現在一般に使われているグルーベンマンの命名法と反対である[Grubenmann : 1907].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む