解読(読み)カイドク

精選版 日本国語大辞典 「解読」の意味・読み・例文・類語

かい‐どく【解読】

  1. 〘 名詞 〙 難解な古文書や暗号、普通の人には読めない文字などを、読み解くこと。また、解いて、読めるようにすること。
    1. [初出の実例]「天皇嘉其篤学、深加賞歎。詔曰、〈略〉汝若不学、誰能解読」(出典続日本紀‐延暦九年(790)七月辛巳)
    2. 「敵の暗号の解読と、通信状況に依る敵状判断」(出典:春の城(1952)〈阿川弘之〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android