言せも立てず(読み)いわせもたてず

精選版 日本国語大辞典 「言せも立てず」の意味・読み・例文・類語

いわ【言】 せ も立(た)てず

  1. 人に意見などを十分に述べさせないうちに。
    1. [初出の実例]「御子誕生有迄(あるまで)は、我等に預下さるべしと云せも立ず梶原平三、ヤア心得ぬ義盛の願ひ」(出典:浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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