言てもおくれな小夜嵐(読み)いうてもおくれなさよあらし

精選版 日本国語大辞典 「言てもおくれな小夜嵐」の意味・読み・例文・類語

いう【言】 ても おくれな小夜嵐(さよあらし)

(三下がり小唄「かくれんぼ」末尾の「髪結わぬ夜の女郎花、いうてもおくれな小夜嵐」の句から出た、江戸時代、明和頃から文政頃にかけて上方ではやった洒落) そんなことを言わないでおくれ。
※浄瑠璃・太平記忠臣講釈(1766)五「言(イ)うてもおくれな小夜嵐(サヨアラシ)とは、お胴慾(どうよく)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android