言の慰(読み)コトノナグサ

デジタル大辞泉 「言の慰」の意味・読み・例文・類語

こと‐の‐なぐさ【言の慰】

口先だけのなぐさめ。気休め言葉
あれのみそ君には恋ふるわが背子せこが恋ふと言ふことは―そ」〈・六五六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「言の慰」の意味・読み・例文・類語

こと【言】 の 慰(なぐさ)

ことばだけでのなぐさめ。口先だけの気休めのことば。
万葉(8C後)四・六五六「吾のみそ君には恋ふる吾が背子が恋ふといふことは言乃名具左(ことノなグサ)そ」

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