言わぬが花(読み)イワヌガハナ

デジタル大辞泉 「言わぬが花」の意味・読み・例文・類語

わぬがはな

口に出して言わないほうが味わいもあり、差し障りもなくてよい。「これから先は言わぬが花だ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「言わぬが花」の解説

言わぬが花

ことばで言わないほうが、かえってよい。はっきり言ってしまうと、身も蓋もない。

[使用例] 作者自儘考案もて、いわぬが花か、読む人が自得さとるも花か[坪内逍遙当世書生気質|1885~86]

[解説] 「○○が花」の形で行動を限定し、それに越したことはないというように、その場での発言を控えるときなどに用いられます。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android