言葉敵(読み)コトバガタキ

デジタル大辞泉 「言葉敵」の意味・読み・例文・類語

ことば‐がたき【言葉敵】

話し相手。互いにへらず口をたたき合う相手
三好は忽ち総攻撃に会ったが、故意わざと―にはならず」〈里見弴多情仏心

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「言葉敵」の意味・読み・例文・類語

ことば‐がたき【言葉敵】

〘名〙 ことばを交す相手。話し相手。
読本俊寛僧都島物語(1808)四「今宵一夜は主(あるじ)して、憂きをも語り慰むる、言葉敵(コトバガタキ)と成給はんや」

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