出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
品詞分類の書。鈴木朖(あきら)(1764―1837)著。1824年(文政7)刊。雅語の品詞分類を説いたもの。「体ノ詞(「ことば」と読む。名詞)」、「形状(アリカタ)ノ詞(用言のうち終止形がイ段で終わるもの)・作用(シワザ)ノ詞(用言のうち終止形がウ段で終わるもの)」、「テニヲハ(感動詞・副詞・助詞・助動詞・活用語尾)」の3類4種に分ける。アリを「形状ノ詞」に入れる点や、テニヲハに感動詞などを入れる点が注目される。詞とテニヲハの違いについては「三種ノ詞ハサス所アリ、テニヲハゝサス所ナシ、(中略)三種ハ物事ヲサシアラハシテ詞トナリ、テニヲハゝ其詞ニツケル心ノ声也」などと述べている。これらの説は時枝誠記(もとき)(1900―67)の言語過程説にも影響を及ぼすが、時枝は活用語尾をテニヲハとしない点が鈴木朖と異なる。
[古田 啓]
『岡田稔・市橋鐸編『鈴木朖』(1967・鈴木朖顕彰会)』
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
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