託ちがまし(読み)かこちがまし

精選版 日本国語大辞典 「託ちがまし」の意味・読み・例文・類語

かこち‐がまし【託がまし】

〘形シク〙 (「がまし」は接尾語) いかにもかこつようである。恨み嘆くようである。かごとがましい。
堀河百首(1105‐06頃)冬「深山辺の時雨れてわたる数毎にかこちがましき玉柏かな〈源国信〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android