訪う(読み)トウ

デジタル大辞泉 「訪う」の意味・読み・例文・類語

と・う〔とふ〕【訪う】

[動ワ五(ハ四)]《「問う」と同語源》
目的をもって人の家や特定場所などをたずねる。おとずれる。訪問する。「旧友を―・う」「首相官邸に―・う」
探し求める。
「山びこの声のまにまに―・ひゆかばむなしき空に往きや帰らむ」〈後撰・恋五〉
見舞う。
「いかがとだに―・ひ給はぬこそ」〈若紫
とむらう。弔問する。
「跡とめて―・はるる御代ひかりをや雪のうちにも思ひ入るらん」〈増鏡・老のなみ〉
[類語](1訪ねる訪れる訪問見舞う伺うお邪魔おとな上がる歴訪

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android