訪れる(読み)オトズレル

デジタル大辞泉 「訪れる」の意味・読み・例文・類語

おと‐ず・れる〔‐づれる〕【訪れる】

[動ラ下一][文]おとづ・る[ラ下二]《「音れる」の意》
人やある場所をたずねる。訪問する。「新居を―・れる」
季節やある状況がやって来る。「夏が―・れる」「やっと平和が―・れた」
音や声を立てる。
ころは卯月十日あまりの事なれば、雲井に郭公二声三声―・れてぞ通りける」〈平家・四〉
便りをする。手紙を出す。
「いと恥づかしくて、え―・れやらず」〈紫式部日記
[類語]訪ねる訪問見舞う伺うお邪魔おとな上がる歴訪来る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android