訴状箱(読み)そじょうばこ

精選版 日本国語大辞典 「訴状箱」の意味・読み・例文・類語

そじょう‐ばこ ソジャウ‥【訴状箱】

〘名〙 江戸時代幕府が、評定所などに備え置いて、箱訴(はこそ)する者に訴状を投げ入れさせた箱。
御触書寛保集成四四・享保七年(1722)四月「訴状箱え書付入候事、右は御仕置筋之儀に付御為に可成品并諸役人を始私曲非分有之事可致直訴候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android