訴訟顔(読み)そしょうがお

精選版 日本国語大辞典 「訴訟顔」の意味・読み・例文・類語

そしょう‐がお‥がほ【訴訟顔】

  1. 〘 名詞 〙 今にも訴え出ようとする顔つきや様子。また、不平窮状などを人に訴えるような顔つきや様子。哀願するような様子。
    1. [初出の実例]「秋の夜長く侍、たきぎなどして、あそばせ侍らむと、御てて申。いらせ給へと、そせうかほになりかへりて言ふさまだに、いとむつかしきに」(出典:とはずがたり(14C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android