詠入れる(読み)ヨミイレル

デジタル大辞泉 「詠入れる」の意味・読み・例文・類語

よみ‐い・れる【詠(み)入れる】

[動ラ下一][文]よみい・る[ラ下二]詩歌の中に物の名などを詠みこむ。「一首の中に雪月花を―・れる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「詠入れる」の意味・読み・例文・類語

よみ‐い・れる【詠入】

  1. 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]よみい・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 詩歌に物の名などをよみ込む。
    1. [初出の実例]「の給へるもの、あるかぎりよみいれて、たてまつるを」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android