詠進(読み)エイシン

デジタル大辞泉 「詠進」の意味・読み・例文・類語

えい‐しん【詠進】

[名](スル)詩歌をよんで宮中社寺などに差し出すこと。「歌会始めに詠進する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「詠進」の意味・読み・例文・類語

えい‐しん【詠進】

〘名〙
① 詩歌を作って宮中や神社などに奉ること。多く、宮中の月次(つきなみ)御会新年歌御会始めの場合にいう。
※春のみやまぢ(1280)七月一日「此だいにて九月十三夜にえいしんすべし」
② 歌をよんで人に贈ること。
※荒木田尚賢宛本居宣長書簡‐安永五年(1776)七月三日「追而詠進可仕候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android