試みる(読み)ココロミル

デジタル大辞泉 「試みる」の意味・読み・例文・類語

こころ・みる【試みる】

[動マ上一][文][マ上一]《心見る、の意》
実際に効力・効果などをためすために行う。ためしにやってみる。「実験を―・みる」「抵抗を―・みる」
試飲・試食をする。
「此のいひと今の供養の飯と速やかに―・み合はすべし」〈今昔・四・二〉
[用法]こころみる・ためす――「機械がうまく動くかどうかもう一度試みる(試す)」など、とにかくやってみるの意では相通じて用いられる。◇「試みる」は、どんな結果になるかわからないが、とにかくやってみるという意が強い。「被災地と連絡を取ろうと試みたが駄目だった」などと使う。◇「試す」は「耐久性を試す」「恋人の心を試す」など、対象とするものの性能・実態を知るためにやってみるの意が強い。
[類語]試す実験試験試行テストエクスペリメント小手調べ腕試し力試し運試し肝試し試走踏み絵トライ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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