詩人(読み)シジン

精選版 日本国語大辞典 「詩人」の意味・読み・例文・類語

し‐じん【詩人】

  1. 〘 名詞 〙 詩歌を作ることを専門とする人。詩客騒人。また、詩的な感覚をもった人にもいう。
    1. [初出の実例]「式宴依仁智、優遊催詩人」(出典懐風藻(751)春日紀麻呂〉)
    2. 「内裏には南殿の翠簾(みす)もあげられず、詩人(シジン)哥仙も参られず」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)上)
    3. [その他の文献]〔史記‐太史公自序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「詩人」の読み・字形・画数・意味

【詩人】しじん

詩を作る文雅の人。詩客。唐・林寛〔下第して友に寄す〕詩 詩人、僻にして命に奇多し に干戈亂の時に直(あ)ふをや

字通「詩」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の詩人の言及

【河井酔茗】より

…詩人。堺市生れ。…

※「詩人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

デジタル貿易

国境を越えて、データや情報の移転を伴う商取引の総称。ECサイトやコンテンツ配信サービスの利用、国外にある宿泊施設の予約など、インターネットを基盤とし、電子的または物理的に提供される製品・サービス全般を...

デジタル貿易の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android