詩序(読み)しじょ

精選版 日本国語大辞典 「詩序」の意味・読み・例文・類語

し‐じょ【詩序】

〘名〙
詩稿序文漢詩、漢詩集につけるはしがきの文。
※本朝文粋(1060頃)八「贈橘納言賦冬日可一レ愛詩序」
徒然草(1331頃)六七「作文・詩序など、いみじく書く人なり」
② 中国古代の詩集「詩経」の各篇に施され、一篇の大意を述べた序文をいう。
※文芸類纂(1878)〈榊原芳野編〉三「彼漢土の詩序に擬して、作れる者なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android