誂ふ(読み)アトウ

デジタル大辞泉 「誂ふ」の意味・読み・例文・類語

あと・う〔あとふ〕【×誂ふ/×聘ふ】

[動ハ下二]
結婚を申し込む。妻として迎える。
黒媛みめとせむとをほして、―・ふること既にをはりて」〈履中紀〉
誘う。
廬城いほきの河に武彦を―・へ率ゐて」〈雄略紀〉
あつらえる。注文する。
「ほととぎす春を鳴けとも―・ふとも」〈古今六帖・四〉

あつら・う〔あつらふ〕【×誂ふ】

[動ハ下二]あつらえる」の文語形

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精選版 日本国語大辞典 「誂ふ」の意味・読み・例文・類語

あつら・うあつらふ【誂】

  1. 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙あつらえる(誂)

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