誇耀(読み)こよう

精選版 日本国語大辞典 「誇耀」の意味・読み・例文・類語

こ‐よう‥エウ【誇耀・夸耀】

  1. 〘 名詞 〙 名誉、光栄、美しさなどをさかんに誇ること。自慢して見せびらかすこと。
    1. [初出の実例]「世間好事何有此、夸耀燕石徒紛紛」(出典:星巖集‐丙集(1837)梨花村草舎支集・明星津石歌)
    2. 「粧飾に宝石を用ひずしては、人は誇耀するに足らず」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「誇耀」の読み・字形・画数・意味

【誇耀】こよう(えう)

みせびらかす。宋・洵〔石昌言の北使と為るを送る引〕年彭任、富に從ひてし、りて我が爲に言ひて曰く、を出で、驛亭に宿す。介馬數、騎馳してぐるを聞く。劍(けんさく)相ひし、夜聲り。~(りよ)の中國に誇する以の、此の多し。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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