語言(読み)ごげん

精選版 日本国語大辞典 「語言」の意味・読み・例文・類語

ご‐げん【語言】

  1. 〘 名詞 〙 ことば。言語。また、ことばを使って話すこと。ごごん。
    1. [初出の実例]「清白伝家随分過、語言無味任人嫌」(出典:蕉堅藁(1403)山居十五首次禅月韻)
    2. 「邦域異なれば風俗語言(ゴゲン)も異なるは自然の理なり」(出典:授業編(1783)三)
    3. [その他の文献]〔漢書‐武五子伝・燕王旦〕

かたり‐ごと【語言】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 順序を立て、結構をととのえてきかせること。また、そのことば。
    1. [初出の実例]「いしたふや 海人駈使(あまはせづかひ) 事の 加多理其登(カタリゴト)も こをば」(出典:古事記(712)上・歌謡)
  3. 談話。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「語言」の読み・字形・画数・意味

【語言】ごげん

ことば。〔大戴礼、五帝徳〕孔子曰く、吾(われ)語言を以て人を取らんと欲せしも、予(宰我)に於てか之れを改む。

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