誠恐(読み)セイキョウ

デジタル大辞泉 「誠恐」の意味・読み・例文・類語

せい‐きょう【誠恐】

心から恐れ入ること。多く、手紙文などで用いる。「誠恐謹言」「誠恐誠惶せいこう

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精選版 日本国語大辞典 「誠恐」の意味・読み・例文・類語

せい‐きょう【誠恐】

  1. 〘 名詞 〙 心から恐縮すること。深く恐れ入ること。
    1. [初出の実例]「宗盛誠恐頓首謹言」(出典:平家物語(13C前)一〇)
    2. [その他の文献]〔文明本節用集(室町中)〕

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普及版 字通 「誠恐」の読み・字形・画数・意味

【誠恐】せいきよう

誠惶。上奏文の末文などに用いる。魏・曹植〔躬(み)を責むるの応詔の詩を上(たてまつ)る表〕詞旨淺末にして、省覽するに足らざるも、下を露(あら)はすを貴び、顏をして以聞(いぶん)(上奏)す。臣植、、頓首頓首、死罪死罪。

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