誣罔・誣妄(読み)ふもう

精選版 日本国語大辞典 「誣罔・誣妄」の意味・読み・例文・類語

ふ‐もう ‥マウ【誣罔・誣妄】

〘名〙 いつわって言うこと。ないことをあるように言って、人をおとし入れること。誣謗(ふぼう)
語孟字義(1705)上「其欲聖門仁義之旨於天下万世、而必不此含糊不決之論以誣罔後世学者也」
島崎藤村(1946‐56)〈平野謙新生作者を冒涜する誣妄(フモウ)言辞を弄しているわけではない」 〔漢書‐薛宣朱博伝賛〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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