誤想(読み)ゴソウ

デジタル大辞泉 「誤想」の意味・読み・例文・類語

ご‐そう〔‐サウ〕【誤想】

[名](スル)
思い違いをすること。
つねに勝つが如く―する事もあらんが」〈逍遥・文章新論〉
法律上、ある事実について思い違いのために効力が認められないもの。「誤想防衛」「誤想結婚」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「誤想」の意味・読み・例文・類語

ご‐そう ‥サウ【誤想】

〘名〙 誤ってこうだと思いこむこと。思い違い。考え違い
※文明東漸史(1884)〈藤田茂吉内篇モリソンを以て船名なりと誤想するを見ても、其迂濶を知るに足れり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android