誦する(読み)ズスル

デジタル大辞泉 「誦する」の意味・読み・例文・類語

ず・する【×誦する】

[動サ変][文]ず・す[サ変]《「ず」は「じゅ」の直音表記》経や詩歌などを口ずさむ。しょうする。じゅする。「僧が経を―・する」
親王、歌をかへすがへす―・し給うて」〈伊勢・八二〉
[補説]「ずうず」「ずんず」の「う」「ん」の無表記とみて、古い例は「ずず」と読むことがある。

じゅ・する【×誦する】

[動サ変][文]じゅ・す[サ変]詩歌・経文などをふしをつけて唱える。しょうする。ずする。「経を―・する」
[類語]唱える吟ずる

しょう・する【×誦する】

[動サ変][文]しょう・す[サ変]詩や経文などを声を出して読む。唱える。「藤村の詩を―・する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android