読初・詠初(読み)よみぞめ

精選版 日本国語大辞典 「読初・詠初」の意味・読み・例文・類語

よみ‐ぞめ【読初・詠初】

〘名〙
新年にはじめて書物を読むこと。《季・新年》
※俳諧・大海集(1672)一「よみ初にひらくや天下泰平記〈拙哉〉」
② 新年にはじめて詩歌を詠むこと。また、その催し。
※滑稽本・戯場粋言幕の外(1806)下「よみぞめからよみぞめまで、一年に一ぺん出席する人物

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android