読合(読み)よみあわせ

精選版 日本国語大辞典 「読合」の意味・読み・例文・類語

よみ‐あわせ‥あはせ【読合】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 読んで校合すること。読み合わせること。
    1. [初出の実例]「土岐とのへ御返事使に渡之、御草子御本大夫厳清に致読合て申下了」(出典:親元日記‐文明一三年(1481)一一月一〇日)
  3. 演劇稽古で、役者が各自脚本を手にし、互いに自分台詞を読みあうこと。
    1. [初出の実例]「読み合せを真面目にやってくれなくちゃ困るよ」(出典:忘却の河(1963)〈福永武彦〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android