読捨(読み)よみすて

精選版 日本国語大辞典 「読捨」の意味・読み・例文・類語

よみ‐すて【読捨】

〘名〙 読んだらそのままに捨ててかえり見ないこと。読むだけで何ら気にとめないこと。
西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一三「一歓一笑(なにからなにまで)明詳(あからさま)に書き著すは旅の耻はかき捨といふ了見なる故読む人も亦読(ヨ)み棄(ステ)になし給へ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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