読過(読み)ドッカ

デジタル大辞泉 「読過」の意味・読み・例文・類語

どっ‐か〔ドククワ〕【読過】

[名](スル)
終わりまで読んでしまうこと。読み通すこと。読了。「大冊読過する」
よみすごすこと。注意しないで読むこと。
[類語]読破読了卒読

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精選版 日本国語大辞典 「読過」の意味・読み・例文・類語

どっ‐かドククヮ【読過】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 読み通すこと。読み終わること。
    1. [初出の実例]「客又一本を取て、数紙を読過し、問て曰」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)三)
    2. [その他の文献]〔曹学佺‐銭伯庸文序〕
  3. 深く注意しないで読むこと。読みすごすこと。
    1. [初出の実例]「一首でも怱卒には読過し難い」(出典:あらたま(1921)〈斎藤茂吉〉編集手記)

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普及版 字通 「読過」の読み・字形・画数・意味

【読過】どくか

よみさる。

字通「読」の項目を見る

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