読飛(読み)よみとばす

精選版 日本国語大辞典 「読飛」の意味・読み・例文・類語

よみ‐とば・す【読飛】

〘他サ五(四)〙
① 不必要なところはとばして、先へ読み進む。
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二「うるさいなと、主人は読みとばす」
② 早く読む。どんどん読む。
ドン・キホーテ(1944)〈中村光夫〉一「人々はどの古典も慌だしく読みとばして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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