誰知らぬ(読み)ダレシラヌ

デジタル大辞泉 「誰知らぬ」の意味・読み・例文・類語

だれ‐しらぬ【誰知らぬ】

[連語](打消しの語を伴って)だれも知らない。皆が知っている事柄を強調していうときに用いる。「誰知らぬ者とてない話」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「誰知らぬ」の意味・読み・例文・類語

たれ【誰】 知(し)らぬ

(「だれしらぬ」とも) だれも知らない。
浄瑠璃・心中刃は氷の朔日(1709)上「堂島新地しじみ川茶屋暗屋煮売屋で、鍛冶屋の大尽平様と誰しらぬ者もない平兵衛殿」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android