談合入札(読み)だんごうにゅうさつ

世界大百科事典(旧版)内の談合入札の言及

【入札】より

… 競争入札の趣旨を生かすために,たとえば,公正な競争を妨げたり,公正な価格を害しもしくは不正の利益を得るために連合した者は,その事実があった後2年間,一般競争および指名競争から排除される(〈予算決算及び会計令〉71条,98条)。いわゆる談合入札(連合入札)の場合の制裁規定であるが,談合入札はいわゆる談合罪としてこれとは別に刑法上処罰を受ける場合もある(刑法96条の3)。 なお,入札という用語は,租税滞納処分の手続において,差押財産を換価するための公売に付す場合の一方法(国税徴収法94条)や,民事執行法の定める強制執行における売却の一方法としても用いられている(民事執行法64条,134条)。…

※「談合入札」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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