諏訪[市](読み)すわ

百科事典マイペディア 「諏訪[市]」の意味・わかりやすい解説

諏訪[市]【すわ】

長野県中央部の市。1941年市制。中心は諏訪盆地地区で,諏訪湖東岸に市街発達近世諏訪藩城下町であった。1872年県で最初の洋式機械製糸場が創設されて以後製糸工業の中心として発展,明治末に中央本線が開通,第2次大戦後は製糸に代わり時計,カメラ,オルゴールなどの精密機械工業が盛んになった。1964年新産都市に指定され,1981年中央自動車道が開通,一般機器,電気機器工業も発展している。信州みそ,木工品も産する。湖東岸に上諏訪温泉(単純泉,65℃)がわき,北部に霧ヶ峰があり,諏訪大社の上社もある。109.17km2。5万1200人(2010)。

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