論語正義(読み)ろんごせいぎ

精選版 日本国語大辞典 「論語正義」の意味・読み・例文・類語

ろんごせいぎ【論語正義】

論語」の注釈書。十三経注疏の一つ。二〇巻。もと一〇巻。魏の何晏注、宋の邢昺疏。「論語」についての漢魏の諸説を集成した何晏注に、邢昺が梁の皇侃義疏改定を施した疏を加えたもので、朱熹の新注である「論語集注」に対して、古注の典型とされる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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