諤諤(読み)ガクガク

デジタル大辞泉 「諤諤」の意味・読み・例文・類語

がく‐がく【××諤】

[ト・タル][文][形動タリ]
正しいと思うことを、はばからずに直言するさま。「侃々かんかん諤諤
以後こののちは一金も下し玉うなかれと―として飾り無く云い放たるれば」〈露伴・二宮尊徳翁〉
口やかましく言うさま。
衆愚之―たるは、一賢之唯々ゐゐにはしかず」〈太平記一六

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「諤諤」の読み・字形・画数・意味

【諤諤】がくがく

直言する。鄂鄂。〔韓詩外伝、七〕趙子、之れに問はしめて曰く、子、寡人に見(まみ)えんと欲す。何をか事とすると。舍、對(こた)へて曰く、願はくは諤諤の臣爲(た)らんと。

字通「諤」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android